2019年度 理事長所信

2019年度 一般社団法人都留青年会議所 理事長所信

2019年度 スローガン できる。だから、やろう!

【はじめに】
 「できる。だから、やろう!」これが、私が掲げる本年度のスローガンです。できるだけシンプルに、覚えやすいものにすることを心がけ決めました。
 現在私たちが地域で活動していけるのは、明るい豊かな社会の実現を目指し、活動してきた諸先輩方の信用の積み重ねのおかげです。まずは諸先輩方に対して深く敬意を表します。
良くも悪くも世の中の変化は速く、何も行動しないことはすなわち後退していくことと同義であるような時代です。だからこそ、若さ溢れる発想と行動で挑戦していく青年会議所が地域から求められるのだと思います。理事長を務めさせていただくにあたり、精一杯活動していくことで、過去から引き継いだものの可能性を広げ、一人ひとりが夢を描ける未来を切り開いていきたいと思います。責任感をもって会を引っ張っていく覚悟です。できない理由や言い訳を考えるのではなく、面白そうという感性を大切にして、できるという可能性を信じて臨機応変に行動していきましょう。自分を信じて、仲間を信じて、明るい豊かな社会の実現に突き進みましょう。

できる。だから、やろう!

【都留青年会議所について】
 1968年に活動が始まった都留青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動している団体です。2019年は52年目の活動をスタートします。
青年会議所には「修練」「奉仕」「友情」という三信条があります。会議などでの合意形成や事業を実施する中で向き合う修練。他人に尽くす利他の精神である奉仕。仲間とともに課題を乗り越えていく際に生まれる友情。これらにより、社会人として、また青年経済人として実践を伴った成長機会が用意されている場です。

【社会課題と目指す姿】 
 昨今の社会情勢は、少子高齢化や人口減少、将来に対しての仕事や生活の不安などから、地域において希望を見出しにくいのかもしれません。さらに若者世代の人口流出、地域活動の担い手不足、企業の事業承継問題、防災対策の遅れ、空き家の問題、及び高齢者の介護など、多岐にわたる課題を抱えています。このような課題は誰にも関係のあることで、若者世代も当事者意識を持つ必要があります。社会課題を解決していくためには、行動していくことでしか変化はありません。自ら考え、行動する人材が一人でも多く必要であると強く感じています。主体性を持ち、行動していくことで、まちづくりに関心を持つ人材を増やし、持続可能なまちづくりと、明るい豊かな社会の実現を目指していきます。

【本年度大切にしていくこと】 
 本年度は「協力し合える組織」を推し進めたいと思います。そのためにはまず、会員同士の信頼関係をより強固なものにしていきます。小さい信用の積み重ねにより信頼感は高まります。そこで、本年度は「相手の時間を大切にする」ということを意識していきましょう。これには、家庭、仕事の時間を大切することも含まれます。忙しい時期や困ったことなど、大変なことも仲間で協力し合いましょう。そして、自ら先をイメージして、考えを巡らせることで、一歩進んだ行動や配慮につながり、さらに良い関係を築くことができるでしょう。
 そのためにも、多様性を認め合うということは必要です。様々な立場の会員が在籍していますので、意見を押し付けるのではなく、常識に囚われない考え方、新たな可能性を見つめ、積極的に行動していく人材の「面白そう」という感性を大切にしていきましょう。そして、仲間に協力することで組織全体を盛り上げていきましょう。いずれのことも組織内だけでなく、地域においても意識し行動していくことで地域からの信頼が高まるものだと考えます。

【会員の拡大について】 
 地域を盛り上げていくためには、一人でも多くの仲間が必要です。会員が増えることで、もっと活動の幅を広げることが可能になるので、毎年の会員拡大は大切なことです。また、会員が増えることは既存の会員にとっても良い刺激となり、活動が活発になります。会員全員で青年会議所に入会することのメリットを多くの方に伝え、活動の輪を広げていきましょう。青年会議所には、業種を越えた人とのつながり、地域活動への参画の面白さ、成長の機会など多くのメリットがあります。訪問、交流会、例会への参加などにより、魅力を知っていただき、積極的に入会を促しましょう。

【まちひと委員会】 
 都留青年会議所は地域のために行動する、明るい豊かな社会の実現を目指す団体です。様々な課題がある中で、地域を活性化させていくためには、地域の方が挑戦していける場が必要ではないでしょうか。そうすることで、自ら考え、行動していく人材が増えていくのだと考えます。また、事業の効果を高めるために、行政・大学、地域団体などの活動を知り、積極的に連携していくことも模索しましょう。
 ・8月例会の開催
 ・11月例会の開催
 ・会員拡大の実施

【未来学習委員会】 
 変化が早い世の中では、新しいことに挑戦していくことが重要です。学ぶということは、本来、楽しいことであり、年齢にかかわらず、その学びが本来持っている楽しさを実感することは、失敗を恐れずに挑戦する姿勢につながります。体を動かして体験することと、頭を働かせて知識を身に着けて考えること、そして、それらを通じて学んだことを伝えることも意識して、学ぶことの楽しさを感じられるようにしましょう。
 体を使い学ぶということで、都留青年会議所では、風の子興譲館わんぱく相撲つる場所をこれまでに30回開催してきました。子どもたちが相撲を体験することを通じて、学ぶことの楽しさを感じていただきましょう。また、本事業は地域で認知をいただいています。その強みを活かして、地域団体などと連携を模索し、事業の成果を高めましょう。
 同様に、頭を使い学ぶことも大切です。知識が身につき、考えが深まる中で、更なる好奇心が生まれます。そういった好循環を創り出し、未来を見据えた新しい事業に挑戦していきましょう。
 ・第31回風の子興譲館 わんぱく相撲つる場所の開催(5月例会)
 ・10月例会の開催
 ・会員拡大の実施

【拡大委員会】 
 会員拡大について先導的な役割を担っていただきます。私たちとともに活動をしていただける仲間を増やしていきましょう。具体的には9月末までに12名の拡大を目指します。青年会議所活動の価値や意義を伝え、多くの方とつながりましょう。そして、入会していただいた新入会員へのフォローアップも担当します。活動の楽しさを共有できるようにしましょう。
 また、活動の質を高めていくためにも、在籍している会員の満足度を高める必要があります。どのようにすることで満足度が高まるかを考えて、それを実施していきましょう。
 ・会員拡大の実施
 ・2月例会の実施
 ・9月例会の実施
 ・会員拡大情報の取りまとめ
 ・新入会員のフォローアップ

【総務委員会】 
 都留青年会議所の基盤である総務委員会は重要な役割です。やるべきことも、それを真剣に行うかどうかで成果は大きく変わります。そして、コミュニケーションを積極的に図り各委員会の運営がスムーズに進むようにして、全体を盛り上げていきましょう。また、協力し合い、改善を常に考えながら活動を行うようにしましょう。そのためにも、事前の準備を十分にしておくことが大切です。時間を意識して行動しましょう。
 あわせて、情報発信を強化します。現状の活動について残念ながら一般の方や地域の方に、十分に認知されているとはいえません。地域や関係者からの信頼を得るためにも、積極的に発信していきましょう。
 ・都留青年会議所の円滑な運営と他団体との窓口対応
 ・WEBサイトやSNSによる広報活動の実施
 ・災害発生時の実施対応
 ・3分間スピーチの実施
 ・議事録研修の実施
 ・4LOM合同例会の開催(4月例会)
 ・献血事業の開催(7月例会)
 ・卒業証書授与式の

【継続事業に関して】 
 都留青年会議所は2012年の一般社団法人化に際して、「講師例会」「わんぱく相撲」「献血」の3事業を公益目的支出計画に基づく継続事業と定めました。しかし、時代も変化してきていることから昨年度、公益目的支出に関して見直し検討をして参りました。その結果である提言書を受け、3事業に関して本年度の方針は下記のように致します。
 ・講師例会について
  本年度も継続して実施します。本年度はまちひと委員会が担当します。
 ・わんぱく相撲について
  本年度も継続して実施します。ただし、3年後の2022年に再度検討することを目安とし、別の青少年育成事業も模索していきたいと考えます。本年度は未来学習委員会がわんぱく相撲以外に1例会を担当します。
 ・献血について
  本年度も継続して実施します。内部的に効率化するとともに、どのような手法を採用すると参加者が増えるかについて考え、実施する機会と捉えます。本年度は総務委員会が担当します。

【むすびに】
 「明るい豊かな社会」とはどのようなものでしょうか。人によりその定義は異なると思いますが、私は「生活に不安や不満が少なく、自分らしく楽しく暮らしていける社会」ということではないかと考えています。今後、人口減少などにより、現在の社会基盤を維持していくことが難しくなっていくこともあるでしょう。それでも英知を集め、協力し行動していくことで社会課題の解決に向かうはずです。
 そして、私は、地域を想う者の一人として、私たちの子ども世代にも、この地域を魅力があるまちとして、住み暮らすことを選んでもらえるようなまちとして、しっかりと引き継いでいきたいと考えています。
 私たちの世代で、世の中を良くしてくことはできると信じています。ただし、それは誰かがやってくれるということではありません。自らが中心となり失敗を恐れず行動することで、協力者や仲間が見つかります。
 できる。だから、やろう!というスローガンは、自分たちを鼓舞する言葉であると同時に、会員以外の方に「あなたと一緒にやるからできる。一緒にやりましょう」という意味も込めました。地域の未来を切り開いていく行動を私たちと一緒にしていきましょう。2019年は平成から次の元号に変わる年です。新たな時代を楽しみながら切り開いていく、そんな活動をしていきましょう。一年間どうぞよろしくお願い致します。

一般社団法人都留青年会議所 第52代理事長 中村吉秀


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