2021年度 理事長所信

2021年度 一般社団法人都留青年会議所 理事長所信

2021年度 スローガン 愛 can do it !

【はじめに】
 私にとって「明るい豊かな社会」とは、そこに住み暮らす人々が他者に対して愛を持ってお互いを認め合い支え合うことのできる社会であると考えます。人は一人では生きてはいけません。必ず他者と関わり、また関わることで成長し、誰かの役に立つことで満足感を得て生きていく、それこそが人間の素晴らしいところであると考えます。 
 生活の利便性の向上により、私たちはより多くのことができるようになり、個の価値観が多様化しました。価値観の多様化は、人がより人間らしく個を尊重して生きていくことのできる素晴らしい社会であると考えます。
地域の人々が他者に対する愛を持って尊重し、また地域への愛を持ち、さらに魅力のある地域へと変化していくことを願い「愛can do it!」のスローガンを掲げ、一年間誠心誠意、職務を全うする所存でございます。

【地域の課題】
 私たちの住み暮らす都留市は、豊かな自然に恵まれ都心からのアクセスも抜群の立地に位置し、住みやすい環境が整っている素晴らしい地域であります。しかし、人口減少問題、とくに生産年齢人口の問題は著しく、また出生率の低下や、都心への流出なども歯止めが利かない状況にあります。このまま人口減少が進むと、20年後の2040年を過ぎた頃には総人口は2万人を切り、生産年齢人口も約1.8万人の現在から20年後の2040年には1.2万人あまりにまで減少すると予想されており、圧倒的危機感に迫られる状況となっております。人口の減少は、私たちの生活に大きな影響を与えます。生活関連サービスの縮小、そのことによる雇用機会の減少、税収減による行政サービス水準の低下、公共交通の撤退や縮小、さらには空き家問題や地域コミュニティの機能低下など、私たちの生活に直結する様々な問題が起こりうる可能性があり、一刻も早い対策が必要となります。
 この圧倒的な危機を打破するために「子育て世代が暮らしやすいまち」を実現し、この地域で子供を産み育てたくなるような、愛の溢れる魅力的なまちへと発展させていくことが重要であると考えます。

【子育て世代が暮らしやすいまち】 
 「子育て世代が暮らしやすいまち」の実現には何が必要なのでしょうか。それは誰もが社会で活躍しながらも、子育ても両立しやすい環境を整えることが必須だと考えます。共働き世帯が当たり前になった今、行政による子育て支援や子育て支援団体の努力により、子育て環境はかなり充実してきました。働き方改革の推進により、企業側や雇用の制度も充実してきております。さらに充実した環境を整えるためには、制度を最大限に活かしていくための工夫や意識改革、子育てに対する多様性を尊重し合う社会の風潮が必要であると考えます。これを実現するためには、子育て世代だけではなく、周囲の方々や企業などの理解と協力など、社会全体でのサポート体制を構築していく必要があります。

【青年会議所ができること】 
 青年会議所は地域に根ざした経済活動をしている経済人の集団であり、その活動は地域に大きな影響力を発揮することができると考えます。また、他団体との連携の強化によりお互いの強みを活かした協力体制を構築することができ、より大きな力となります。私たち自らが地域で行われる様々な事業にも積極的に関わることで、青年会議所の活動にも活かされより地域に根ざした活動を展開していくことが可能となります。

【さらに魅力溢れる地域への変貌】 
 この地域に生まれ育った私たち自身が、今一度この魅力を再認識した上で、よりよい地域、暮らしやすいまちづくりを実現するべく活動していきます。誰もが社会で活躍しながらも個を尊重して暮らしていくことのできる社会の実現により、一人ひとりがより活き活きと生活しまち全体が活性化し、地域の底力を発揮することができます。どんな時代が来ようとも、新たな挑戦に立ち向かっていくことのできる地域への変貌を目指し、行動を起こして参ります。

【暮らしやすいまちを目指して】〈地域創生委員会〉 
 この地域の発展には、子育て世代がより活き活きと暮らせる環境を整備していく必要があります。行政や地域子育て団体の支援、企業の制度の充実などにより、子育て世代を取り巻く環境は日々改善に向かっております。さらなる環境整備のために、社会全体のつながりを大切にし、愛の溢れるまちを創出いたします。そしてこの地域で住み暮らす人々が、個々の能力を最大限に発揮し活き活きと暮らすことのできるまちを目指します。
 また、郡内4LOMの会員がこの地域を活性化していくために、私たち自身が活き活きとした人間となり、地域への愛を持って活動していけるようLOM間の交流の場を創出いたします。

・4LOM合同例会の実施
・9月例会の実施
・会員拡大の実施

【地域の未来を担う若者世代の育成】〈次世代育成委員会〉 
 地球上に生きている私たちは、一人ひとりが違う人間であり、様々な個性から成り立っております。時代の流れとともに、その個性を発揮し認め合う社会へと変化し、価値観の多様化が進みました。地域の未来を担う若者世代が自身の個性を発揮しながらも、他者の様々な価値観を受け入れることができれば、愛を持って多様性を尊重する社会の形成に繋がります。そして誰もが個性を発揮し、挑戦し続けることのできる地域へと発展していくことができます。
 また、地域の子供たちを育成することは、地域の未来を創造することと言っても過言ではありません。学校の授業では学ぶことのできない機会を提供し、社会を生き抜くために必要な基礎的な能力を育成していきます。

・5月例会の実施
・10月例会の実施
・会員拡大の実施

【共に歩む仲間づくり】〈会員満足委員会〉 
 近年都留青年会議所では多くの新入会員の入会があり、会員数の増加に成功しております。会員数の増加は幅広く効果的な事業を構築し、地域へと広く発信していくことが可能となります。今年度も会員拡大を積極的に行い、私たちの運動に賛同いただける仲間をひとりでも多く増やしていきます。そのために、会員一人ひとりが青年会議所に所属することで得られるメリットを再確認し、目的意識を再認識することで、青年会議所会員であることへの満足度の向上を図ります。会員満足度の向上により、会員全員がそれぞれ一名以上の会員拡大をすることが可能となります。真の仲間づくりとはこちらからの勧誘による会員拡大ではなく、会の魅力向上とその発信により、自ら入会したくなる組織の構築により実現することができます。その前段階としてまずは会員である私たち一人ひとりが、自信を持って拡大活動ができるように、会員の満足度を向上いたします。
また、会員のご家族に向けて青年会議所活動への理解を促進する事業の開催をいたします。私たちの活動は、地域のため社会のためなくてはならない活動です。まず一番身近で常に支えていただいているご家族に対して感謝を伝えるとともに、私たちの活動を知っていただける事業を開催いたします。

・2月例会の実施
・8月例会の実施
・会員拡大の取りまとめ
・新入会員のオリエンテーション
・会員拡大の実施

【持続可能な組織への改革】〈総務委員会〉 
 会員にはそれぞれ仕事や家庭など多忙な生活があり、その中から青年会議所活動に打ち込む時間を捻出したり、時には優先して活動をしていかざる得ない状況にあります。社会では働き方改革やワークライフバランスの取り組みが積極的に行われており、無理をして働き成果を上げるという風潮から、効率よく成果を出して健康的に働く風潮へと変化いたしました。青年会議所もこの時代の変化に即して、会員の誰もが無理なく活躍し力を発揮できる青年会議所へと変革しなければなりません。子育て世代でもある私たちが、仕事や家庭その他の活動と並行して青年会議所活動に無理なく取り組むことができる環境づくりが大切です。
総務委員会としてのまず第一の取り組みは、会員の限られた時間を有効に使えるよう会議のスマート化を図ります。第二の取り組みは、子供連れの会員への配慮を行い、誰もが気兼ねなく青年会議所活動に励むことのできる環境を整えます。第三の取り組みは、会員満足委員会の担当する、会員のご家族向け事業のサポートを行います。以上三点の取り組みを行い、育LOMプロジェクトの認定をいただきます。

・3分間スピーチの実施
・12月例会の実施
・育LOMプロジェクト認定に向けた組織改革
・都留青年会議所の円滑な運営と他団体との窓口対応
・災害発生時の実施対応
・会員拡大の実施

【持続可能な組織への改革】〈財務広報委員会〉 
 組織内から集まる様々な情報を客観的に分析し、健全な維持管理と財政にまつわる適正な会議の遂行により、堅実かつ円滑な組織運営をサポートいたします。また作業を分担して多くの方が関わることにより、見えない活動を知ることにもつながります。
私たちの活動を一人でも多くの方に知っていただくとともに、他団体や地域住民との連携を深めるためにも、SNSなどを活用した広報活動を積極的に行います。

・献血事業の実施
・LOMの財務管理
・議事録研修の実施
・WEBサイトやSNSによる広報活動の実施
・会員拡大の実施

【むすびに】
 社会の変化とともにこの地域も進化を続けてきたからこそ、現在私たちは様々な活動に取り組むとができております。青年会議所もまた、諸先輩方が様々な試練に屈せず地域の発展のためご尽力されてきたからこそ、私たち現役世代が活動できる環境があります。今、この素晴らしい地域で生きて活動し事業展開していけることに心から感謝しております。知れば知るほど、生きれば生きるほど育てていただいたこの地域への愛は深まる一方です。「明るい豊かな社会」の実現に向けて、まずは地域住民の地域愛を育み、また地域の人々が他者に対して愛を持ってお互いを認め合い支え合うことのできる社会を目指し「愛can do it!」のスローガンのもと、一年間活動を展開して参ります。

一般社団法人都留青年会議所 第54代理事長 天野 さやか


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